Claude v2.1.133: ワークツリー設定強化、メモリ効率向上、多数のバグ修正
新機能改善バグ修正破壊的変更2026年5月7日v2.1.133
重要ポイント
- ワークツリーのベース参照設定が追加され、`EnterWorktree`のデフォルト挙動が変更されました。
- メモリ使用量が最適化され、システムリソースの効率が向上しました。
- 認証情報の競合、ファイルパスの権限、ネットワークプロキシ関連など、多数の重要なバグが修正されました。
- フックとツールコマンドがアクティブな努力レベル情報にアクセスできるようになりました。
- サンドボックス環境のカスタムバイナリパス指定が可能になり、柔軟性が向上しました。
Claude v2.1.133がリリースされ、ワークツリーのベース参照設定の追加、メモリ使用量の改善、そして多岐にわたるバグ修正が行われました。
主な新機能と設定
- ワークツリーのベース参照設定 (
worktree.baseRef):--worktree、EnterWorktree、エージェント分離ワークツリーがorigin/またはローカルHEADのどちらから分岐するかを選択できるようになりました。デフォルトのfreshはEnterWorktreeのベースをorigin/に戻します(v2.1.128以降はローカルHEADでした)。未プッシュのコミットを新しいワークツリーに含めたい場合はworktree.baseRef: "head"を設定してください。 - サンドボックスカスタムパス設定: Linux/WSL環境で、
sandbox.bwrapPathとsandbox.socatPathにより、bubblewrapとsocatのカスタムバイナリパスを指定できるようになりました。 - 親設定の挙動制御 (
parentSettingsBehavior): 管理者層で、SDKのmanagedSettings(親層)をポリシーマージに含めるかどうかを制御できるようになりました。 - フックとツールコマンドへの努力レベル情報: フックは
effort.levelJSON入力フィールドおよび$CLAUDE_EFFORT環境変数を通じて、アクティブな努力レベルを受け取れるようになりました。Bashツールコマンドも$CLAUDE_EFFORTを読み取れます。 --remote-controlオプションがclaude --helpに表示されるようになりました。
改善点
- メモリ使用量の最適化: メモリ負荷時にウォームスペアのバックグラウンドワーカーを解放することで、メモリ使用量が改善されました。
- フォーカスモードの挙動改善: フォーカスモードの動作がより適切になりました。
修正されたバグ
- 認証とセッションの安定性: 共有認証情報の競合による並列セッションでの401エラーが修正されました。
- ファイルパスと権限: ドライブルート (
C:\) やPOSIX/にスコープされたEdit/Writeルールが誤ってマッチし、常にプロンプトが表示される問題が修正されました。 - エラーハンドリング: 履歴またはセッションログファイルのロックが侵害された際の未処理のリジェクション (
ECOMPROMISED) が修正されました。 - UIと通知: 会話圧縮中にEscキーを押すと誤った「Error compacting conversation」通知が表示される問題が修正されました。
- ネットワークプロキシ:
HTTP(S)_PROXY/NO_PROXY/ mTLSがMCP OAuthフロー全体で尊重されない問題が修正されました。 - ネットワークドライブ:
--add-dir/ SDKadditionalDirectories経由で渡されたマップされたネットワークドライブでのRead/Write/Edit拒否が修正されました。 - リモートコントロール: claude.aiからのリモートコントロール停止/中断がCLIセッションを完全にキャンセルしない問題が修正されました。
- 努力レベルの同期:
/effortコマンドが他の並行セッションの努力レベルに予期せず影響を与える問題、およびIDEでの努力レベル変更がサイレントに無視される問題が修正されました。 - サブエージェントのスキル発見: サブエージェントがSkillツール経由でプロジェクト、ユーザー、またはプラグインスキルを発見できない問題が修正されました。
- VSCode拡張機能:
claudeCode.claudeProcessWrapperが「Unsupported platform」で失敗する問題が修正されました。