Claude CLI v2.1.144: バックグラウンド機能の進化と広範なバグ修正でCLI体験を向上
新機能改善バグ修正2026年5月19日v2.1.144
重要ポイント
- バックグラウンドセッションの管理と可視性が大幅に向上し、`/resume` での表示や経過時間通知が追加されました。
- `/model` コマンドの挙動が変更され、現在のセッションへの適用と新規セッションのデフォルト設定がより柔軟になりました。
- 「extra usage」が「usage credits」に名称変更され、関連コマンドも更新されました。
- ターミナル表示の安定性、起動時の応答性、ツール連携の信頼性など、広範なバグ修正によりユーザー体験が向上しました。
- macOSやWindows環境特有の問題、ファイル処理、ネットワーク関連の不具合など、多岐にわたる修正が含まれています。
- 開発者向けの機能(プラグイン、スキル、MCP)の安定性と使い勝手が改善され、よりスムーズな開発が可能になりました。
Claude CLIの最新バージョンv2.1.144がリリースされました。今回のアップデートでは、バックグラウンドセッションの管理と可視性が大幅に強化され、CLIコマンドの挙動がより直感的になりました。また、ターミナル表示の安定性向上、起動時の応答性改善、ツール連携の信頼性向上など、ユーザー体験を向上させるための広範なバグ修正と改善が含まれています。
主要な新機能と改善
- バックグラウンドセッションの強化:
/resumeコマンドでclaude --bgやエージェントビューから開始されたバックグラウンドセッションが表示されるようになり、bgマークで識別できます。また、バックグラウンドサブエージェントの完了通知に経過時間が表示されるようになりました。 - CLIコマンドとUIの改善:
/modelコマンドは現在のセッションのみにモデルを変更するようになり、dキーで新規セッションのデフォルトを設定できるようになりました。- 「extra usage」が「usage credits」に名称変更され、
/extra-usageは/usage-creditsになりました(旧名も引き続き利用可能)。 /pluginの閲覧・発見ペインにプラグインの最終更新日が表示されるようになりました。/bgや←-detach 操作後も/add-dirで追加されたディレクトリが保持されるようになりました。
- 開発者体験の向上: ツールエラーが減少し、
head/tailがread-before-editチェックを満たすようになり、egrepなどの「no matches」がコマンド失敗として報告されなくなりました。SDK/headless MCPの起動が最大2秒高速化され、よりスムーズな開発が可能になります。
広範なバグ修正
今回のアップデートでは、多数のバグが修正され、全体的な安定性と信頼性が向上しています。
- 安定性と信頼性の向上:
api.anthropic.comに到達不能な場合の起動ハング(最大75秒)が15秒でタイムアウトするよう修正されました。また、ウィンドウリサイズイベントの見逃しや長時間のセッションで発生するターミナル表示の乱れや破損が修正され、VS Codeでのレンダリンググリッチも削減されました。 - 特定の環境での問題解決: macOSのバックグラウンドセッションが特定のフォルダでクラッシュする問題(v2.1.143の回帰)や、Windowsでのバックグラウンドセッションでのスクロール、
claude agentsでのキーボード入力の問題などが修正されました。 - ツール連携とファイル処理の改善: 画像拡張子と内容が一致しないファイルの読み込みで会話が回復不能になる問題が修正され、テキストにフォールバックするようになりました。MCPサーバーがページネーションされたツールリストを正しく処理しない問題や、サポートされていないMIMEタイプのMCP画像が会話を壊す問題も修正されました。
- その他:
/branchコマンドの失敗、AskUserQuestionのメモフィールドでのEscapeキーの挙動、モデル選択の適用問題、リモートセッションログインの失敗など、多岐にわたる不具合が修正されています。