新機能改善バグ修正
Claude v2.1.216アップデート:長期セッションの安定性向上と多数のバグ修正で、より快適なAI体験を実現
v2.1.216
重要ポイント
- 長期セッションにおけるパフォーマンス低下を解消し、応答速度と安定性を大幅に改善。
- ファイルシステム分離をスキップしつつネットワーク制御を維持する新設定`sandbox.filesystem.disabled`を追加。
- セッション管理、コマンド処理、UI表示、セキュリティなど、多岐にわたる多数のバグを修正し、全体的な信頼性を向上。
- `/context`、`/rewind`、`/fork`などの主要コマンドの挙動を改善し、より使いやすく正確に。
- VSCode連携における右から左へのテキスト表示問題を修正し、国際化対応を強化。
Claude v2.1.216アップデートの概要
Claude v2.1.216がリリースされました。本バージョンでは、長期セッションにおけるパフォーマンスの大幅な改善、多数のバグ修正、そして新たな設定オプションの追加が行われ、全体的な安定性とユーザー体験が向上しています。特に、セッションの遅延や中断、コマンドの誤動作といった問題が広範囲にわたって解消されています。
主な新機能
- ファイルシステム分離の制御:
sandbox.filesystem.disabled設定が追加されました。これにより、ネットワークの外部接続制御を維持しつつ、ファイルシステム分離をスキップできるようになり、特定のユースケースでの柔軟性が向上します。
重要な改善点
- 長期セッションのパフォーマンス: メッセージ正規化のコストがセッションのターン数に応じて二次関数的に増加し、数秒間のフリーズや再開時の遅延を引き起こしていた問題が修正されました。これにより、長期にわたるセッションでもスムーズな応答が維持されます。
- セッション管理の強化:
- OAuthトークンの期限切れや更新後に発生していた「HTTP 401」エラーによるコマンド拒否が修正されました。
- アイドル状態のセッションでClaude Codeが同じ質問を繰り返したり、回答を失ったりする問題が修正されました。
- バックグラウンドエージェントセッションがデフォルトエージェントに戻ってしまう問題が修正され、プロンプトやツール制限が正しく復元されるようになりました。
/forkコマンドの確認メッセージが改善され、新しいセッション名やID、チェックアウト共有の有無が簡潔に表示されるようになりました。/contextコマンドがコンテキストウィンドウを超過した場合に明示的な警告を表示し、/compactの失敗がエラーとして表示されるようになりました。/rewindがシンボリックリンクやハードリンクを介したファイルの復元・削除を行わないようになり、スキップされたパス数が報告されるようになりました。- バックグラウンドセッションでクライアントがアタッチされていない場合、
/mcpや/install-github-appが「入力が必要」なリクエストをエージェントビューに表示するようになりました。
- コマンドとツールの改善:
/ultrareviewの差分が大きすぎるエラーメッセージが改善され、設定された制限、測定された差分サイズ、最大の寄与ファイルが表示されるようになりました。- PowerShellツールにおける
gitおよびghコマンド引数の検証が改善されました。
- UI/UXの改善:
- フルスクリーンモードでのダイアログがパネルの右端を超えて伸びてしまう問題や、
/config設定リストのキーボードヒントフッターがクリッピングされる問題が修正されました。 - トランスクリプトモード(Ctrl+O)のフッターヒントが、幅の狭いターミナルで折り返される問題が修正されました。
- バンドルされているdatavizスキルが更新され、デフォルトのチャートパレットが再編成され、4系列チャートの直接ラベルに関するガイダンスが修正されました。
- フルスクリーンモードでのダイアログがパネルの右端を超えて伸びてしまう問題や、
多数のバグ修正
- セッションとエージェント:
- Claudeがユーザーの回答を無視して続行を促す問題(「待つ」や「説明する」といった指示を無視)が修正され、自由形式の回答が中立的な表現で扱われるようになりました。
- アイドル状態のセッションでClaude Codeが同じ質問を繰り返したり、回答を失ったりする問題。
- バックグラウンドエージェントセッションがデフォルトエージェントに戻る問題。
- ワークツリー分離されたサブエージェントが
git -Cなどを介して共有チェックアウトにリダイレクトされる問題。 - 作業ディレクトリが選択されたプロジェクトと一致しない場合に、ワークツリーセッションが別のプロジェクトの残存ワークツリーに着地する問題。
- gitリポジトリを持たないバックグラウンドセッションのワークツリーが削除できない問題。
- セッションのコンテナがターン中に再起動した際に、進行中のメッセージが失われる問題が修正され、中断されたターンが再開時に再実行されるようになりました。
- コマンドと入力:
- ファイル変更フック後の@メンションが何もアタッチしない問題。
- アイドルプロンプトでのEsc-Escが、バックグラウンドタスクを持つ長期セッションでリワインドピッカーを開かない問題。
- Bashコマンドのパーミッションチェックが、
&&リスト内のリダイレクトや否定を含む複合ステートメントで機能しない問題。 - エージェントリストでCtrl+Xを2回押すとセッションが削除されず、バックグラウンドワーカーが終了した後に削除されたセッションが再表示される問題。
- PowerShellツールが、目に見えないUnicode文字を含むコマンドのパーミッション検証を誤る問題。
- Windowsで読み取り専用コマンドがパーミッションプロンプトなしにネットワークパスにアクセスする問題。
- UIと表示:
/memory、/plan、/keybindings、またはCtrl+GからのGUIエディタが開いている間のターミナルでのマウスとフォーカスのゴミ表示。/memoryはエディタが閉じるのを待たなくなりました。- スラッシュメニューに、セッション中に変更されたスキルやコマンドが表示されない問題。
- プラグインスキルがスラッシュコマンドのオートコンプリートでプラグインプレフィックスを失う問題。
- セキュリティと安定性:
claude daemon stop --anyが古いレガシーデーモンロックファイルを介して無関係なプロセスを終了させる可能性のある問題。.claudeのシンボリックリンクを辿って、ワークフローの保存やスケジュールされたタスクの書き込みがプロジェクト外にリダイレクトされる可能性のある問題。- MCPの再認証が、新しいサインインが成功する前に動作中の認証情報を失効させる問題。
- テレメトリーがパーミッション拒否を誤って報告する問題が修正され、ユーザー拒否とユーザー中断がより正確に報告されるようになりました。
- VSCode連携:
- VSCode拡張機能で、右から左へのテキスト(アラビア語、ヘブライ語、ペルシャ語)が英語やコードと混在した場合に、誤った順序でレンダリングされる問題が修正されました。