新機能改善バグ修正
v2.1.211: Claudeの機能強化と安定性向上、多数のバグ修正を実施
v2.1.211
重要ポイント
- サブエージェントの思考をストリーム出力に含める新機能を追加し、エージェントの透明性を向上。
- ターミナルパフォーマンス、バックグラウンドエージェントの報告、メモリ警告の精度など、広範な機能改善を実施。
- パーミッションプレビューのセキュリティ、セッション管理、ファイルアップロード、UIの応答性に関する多数のバグを修正。
- 特に、プロンプトキャッシュの課金に関する重要な回帰バグを修正し、不正確な課金を防止。
- Claude in Chromeのファイルアップロード検証とスクリーンショット機能が強化され、安定性が向上。
- `/clear` コマンドがセッションコストカウンターをリセットするようになり、コストの透明性が向上。
Claudeの最新バージョンv2.1.211では、新機能の追加、既存機能の改善、そして広範囲にわたる多数のバグ修正が行われ、ユーザー体験とシステムの安定性が大幅に向上しました。
新機能
- サブエージェントの思考をストリーム出力に含めるオプション:
--forward-subagent-textフラグとCLAUDE_CODE_FORWARD_SUBAGENT_TEXT環境変数が追加され、ストリームJSON出力にサブエージェントのテキストと思考を含めることができるようになりました。これにより、エージェントの動作の透明性が向上します。
改善点
- パフォーマンスとUIの向上: ターミナルのレイアウトとレンダリングパフォーマンスが改善されました。また、非同期コンテンツ(設定タブ、統計など)の表示遅延が300ms短縮され、よりスムーズなUI操作が可能になりました。
- バックグラウンドエージェントの報告強化: バックグラウンドエージェントの結果報告が改善され、実行中のエージェントのステータスが正確に報告され、結果の捏造なしに実際の完了を待つようになりました。
- メモリインデックス警告の精度向上: メモリインデックスのオーバーリミット警告が、ロードされたコンテンツのみを測定するようになり、フロントマターやHTMLコメントが除外されることで、より正確な情報を提供するようになりました。
- 環境変数の柔軟性向上: 整数型の環境変数(タイムアウト、トークン予算、リトライ回数など)が、
1e6や64_000のような科学表記法や桁区切りを受け入れるようになりました。 - パーミッション管理の改善: 「常に許可」パーミッションルールがリポジトリルートに保存されるようになり、gitワークツリーで付与された承認がセッションやワークツリー間で永続化されるようになりました。
- Vimモードの動作改善: Vimモードの
sとS(文字/行置換) がNORMALモードで動作するようになり、Vimの挙動と一致するようになりました。 - Claude in Chromeの機能強化: ファイルアップロードパスの検証が強化され、スクリーンショットアクションの
save_to_diskが画像をディスクに書き込み、そのパスを返すようになりました。
主なバグ修正
- セキュリティと入力処理: パーミッションプレビューが双方向オーバーライドやゼロ幅文字などを無効化しない問題が修正され、ツール入力が承認メッセージを視覚的に改ざんできないようになりました。また、オートモードがサンドボックス化されていないBashのPreToolUseフックの
ask決定を上書きする問題も修正されました。 - セッションと接続の安定性: 並列Claude Codeセッションが同時にログアウトする問題や、プラグインMCPサーバーがアイドル状態から復帰後に再接続しない問題が修正されました。また、バックグラウンドジョブがデーモン再起動後に「ログインしていません」と表示される問題も解決されました。
- ファイルアップロードと管理: ファイルアップロードの検証が改善され、DOSデバイスサフィックスや末尾のドットを持つファイル名が受け入れられるようになりました。また、ChromeからのリモートおよびCLIセッションでのClaudeへのファイルアップロードの問題も修正されました。
- コストと課金の透明性:
/clearコマンドがセッションコストカウンターをリセットしない問題が修正され、ステータスラインのコストが/clear後に$0から始まるようになりました。特に重要な修正として、Bedrock、Vertex、Mantle、Foundryにおけるプロンプトキャッシュの回帰バグが修正され、末尾のシステムコンテキストブロックがリクエストごとに新しい入力トークンとして課金される問題が解消されました。 - UIとユーザー体験: 入力が「?」のままになる編集がサイレントに無視され、ショートカットパネルが切り替わる問題や、エージェントビューから停止したばかりのバックグラウンドセッションを再開すると空白の会話が開始される問題などが修正されました。
- エージェントの信頼性: ユーザーによって強制終了されたバックグラウンドエージェントが自動再起動し、復活したエージェントが古いセッションの古いプロンプトを再実行する問題が修正され、エージェントの動作がより予測可能になりました。
これらの変更により、Claudeはより堅牢で使いやすく、信頼性の高いAIアシスタントとして進化しました。