新機能改善バグ修正
Claude v2.1.187: セキュリティ強化、操作性向上、安定性改善
v2.1.187
重要ポイント
- サンドボックスにおける資格情報ファイルや秘密環境変数の読み取りをブロックする新設定が追加され、セキュリティが強化されました。
- 組織設定によるモデル利用制限が導入され、モデルピッカーやコマンドに適用されるようになりました。
- 構造化出力の信頼性が大幅に向上し、無限ループや出力の不安定性が修正されました。
- リモートツール呼び出しのハング問題が解消され、タイムアウト設定が追加されました。
- フルスクリーンモードでのマウスクリックサポートや、`/btw`コマンドの履歴ナビゲーションなど、UI/UXが改善されました。
- エージェント機能の安定性、文字化け、起動遅延など、多数のバグが修正され、全体的な信頼性が向上しました。
Claude v2.1.187がリリースされ、セキュリティ機能の強化、ユーザーインターフェースの改善、そして多数のバグ修正による安定性の向上が図られました。
新機能
- サンドボックスのセキュリティ強化:
sandbox.credentials設定が追加され、サンドボックス化されたコマンドが資格情報ファイルや秘密の環境変数を読み取ることをブロックできるようになりました。これにより、機密情報への不正アクセスリスクが低減されます。 - 組織設定によるモデル制限: 組織によって設定されたモデル利用制限が、モデルピッカー、
--model、/model、ANTHROPIC_MODELといったコマンドや環境変数に適用されるようになりました。制限されたモデルが選択された際には、その旨のメッセージが表示されます。 - フルスクリーンモードでのマウス操作: フルスクリーンモードにおいて、権限プロンプトや
/model、/configなどの選択メニューでマウスクリックによる選択が可能になり、操作性が向上しました。
改善点
- GitHub Appインストールプロセスの柔軟化:
/install-github-appコマンドにおいて、GitHub Actionsワークフローの設定がオプションとなり、GitHub Appのみのインストールが可能になりました。 /btwコマンドのナビゲーション強化:/btwコマンドで過去の回答をステップスルーする際に、←/→矢印キーでのナビゲーションがサポートされました。/pluginコマンドの視認性向上: 最近使用していないプラグインが表面化されるようになり、プラグインの管理が容易になりました。
主なバグ修正
- 構造化出力の信頼性向上:
--json-schemaおよびワークフローagent({schema})における構造化出力のバグが修正されました。モデルがStructuredOutputを無限に再呼び出しする問題が解消され、後続のターンでも確実に構造化出力が返されるようになりました。 - リモートMCPツール呼び出しのハング解消: 5分間応答がないリモートMCPツール呼び出しが無限にブロックされることなく、エラーで中断されるようになりました(
CLAUDE_CODE_MCP_TOOL_IDLE_TIMEOUTでオーバーライド可能)。 - Claude Code Remoteセッションの起動時間短縮: エージェントプロキシCAシステム信頼インストール追加後に発生していた約2.7秒の起動遅延が修正されました。
- 文字化け問題の修正: 韓国語やCJK(中国語、日本語、韓国語)テキストを貼り付けた際に、一部のターミナルで文字化けが発生する問題が修正されました。
- エージェント関連の安定性向上: バックグラウンドジョブが「working」状態から抜け出せなくなる問題、チャネル接続が切断される問題、エージェント停止通知の属性表示、サブエージェントの深度追跡、終了したエージェントの作業ツリー登録のリークなど、エージェント機能に関する多数の安定性問題が修正されました。
- UI/UXの細かな修正: フルスクリーンモードでのURLクリック(macOS Ghostty)、
claude --helpでのフラグ表示漏れ、/shareアップロード中のEsc/Ctrl-C/Ctrl-D無効化など、ユーザーインターフェースや操作に関する複数の不具合が修正されました。 - VSCode拡張機能の応答性改善: 大規模なセッションを再開する際にVSCode拡張機能が応答しなくなる問題が修正されました。
今回のアップデートは、セキュリティと安定性を高めつつ、日常的な操作の利便性を向上させるための多岐にわたる改善と修正が含まれています。